国連障害者条約が採択されそうです!
2006 / 10 / 31 ( Tue ) 国連で障害者条約が採択されそうです!
http://www.un.org/esa/socdev/enable/rights/ahc7ann2rep.htm *** 10月11日に、千葉県の障害者権利条例が成立しました。 わが国の障害者政策は、障害があることが自身や家族にとって、 大変な負担であり、社会で負担していこうという、 社会福祉国家観に基づく障害者の支援、援助の枠組みをとっています。 この条例では、障害者が不幸なのは「差別」があるからという、 コペルニクス的発想の転換が行われていいます。 県は、障害者に対するあらゆる差別(本人がそうかんじれば)を質して(糾弾)していこう。 訴訟が必要なら、訴訟を費用を県が負担しますという、 健常者と障害者を対立関係におく条例です。 もとネタは、例によって国連の条約です。 今年の8月、国連総会アドホック委員会で、障害者権利50か条文案が示され、今年中には国連の委員会で採択されそうです。 手続き上は、来年の通常国会で批准することも可能です。 40名のNGOがこの総会に参加しています。 新聞記事によると、国内の監視委員会、国連の監視委員会がおかれ、 差別をしたとされる者の行動に対して、直接的な強制が加えられます。 また、障害者であるということを理由に、権利の行使として、 行政や個人に要求を突きつけることになる枠組み可能性もあります。 酷い内容の条例でも、「障害者の人権」ということで、 国会は拒否できずに、批准する可能性があります。 この条約が、人権擁護法案の切り込み隊としての役割を、 果たすことになるのではないかと懸念されます。 スポンサーサイト
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WCFのサイト情報
2006 / 10 / 19 ( Thu ) World Congress of Families のサイト
http://1st.geocities.jp/wcf_japan/に 国連の家族政策変遷の経緯について、アップしました。↓ http://1st.geocities.jp/wcf_japan/historyfamun.htm 結構面白いので、読んでみてください! それから、このWCFのメンバーのNGOの方々が、国連における人権関連情報を送ってくださっているので、有益な情報があれば、アップします。こちらもどうぞ! http://1st.geocities.jp/wcf_japan/cfam.htm |
World Congress of Familiesのサイト
2006 / 10 / 17 ( Tue ) 8月末から9月にかけて、訪米して、草の根運動のリーダーの方々、アメリカのシンクタンクの方々にお会いして来ました。
そこで、World Congress of Families という家族擁護の世界会議が開催されていることを知りました。 このWorld Congress of Familiesについての紹介サイトを作成しましたので、是非、ご覧下さい! http://1st.geocities.jp/wcf_japan/ |
7月の外務省各省庁との意見交換会(抜粋)
2006 / 10 / 10 ( Tue ) 7月意見交換会
●は、参加者の意見 ■は、各省庁の発言です。 緊迫したやり取りを掲載していますので、是非お読み下さい!! ●政府報告書は何時出されるつもりなのか。政府報告書は何処で最終決定されているのか。 報告書を提出していない国も沢山あると思うが、提出していない国々の提出していない理由、国の名前を教えて頂きたい。児童の権利条約だけではなく、主要6人権条約に関して全て教えて頂きたい。で、これを公開していただきたい。 ●条約の内容の解釈権と広報宣伝についてお聞きしたい。八尾市ではパンフレットが出ている。「こどものけんりじょうやく」と平仮名のタイトルである。裏表紙には連絡先として八尾市人権協会内と書いてあり、発行者は八尾市権利委員会となっている。最後の頁の見開きに意見を寄せる所があり、ここにも八尾市人権協会内、八尾市権利委員会と書いてある。これを一般市民が見ると、八尾市が発行しているものと思うだろう。これについて調べた所、これは八尾市とは一切関係のない民間の団体が発行したものである。独立した民間団体で、八尾市人権協会は連絡先だという。八尾市から監修を受けるなどということは一切ないと言っている。だから市役所内にも対応する部署は無いと返事を受けている。 パンフレットでは、条例の内容について色々解説している。川崎市と同じように、随分曖昧な解釈をしている。例えば「こどもって親のこと好きやで。たいせつに育ててや」という文章だけが載っている。コラムでは子供を育てる責任が親にはありますと説明している。国にもその責任があると書いてある。更に、「なにを大切におもうって人それぞれやん。」と知識も自我も欠ける児童に自己決定を容認している文章である。子供の売春を認める性の自己決定と同じ。「心は自由やから何を信じてもええねん」「仲間をつくったり集まったり考えをあらわすのに行動してええねんで」という説明をしている。 |
更新が遅れました
2006 / 10 / 10 ( Tue ) 8月末に、訪米することが決まり、そのための作業のために、ブログの更新が出来ませんでした。
さて、外務省との意見交換会は、5月と7月に行なわれ、3度目の開催を要望しましたが、聞き入れてもらえませんでした。 その意見交換会の模様は、http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/kokankai/index.html にありますが、まともな議事録とは言えません。 そういうわけで、5月の意見交換会の抜粋と、7月の意見交換会の抜粋を掲載します。 5月12日意見交換会 5月12日の意見交換会には、私が声をかけた約五十名を含めて七十名ほどの人々が参加した。外務省人権人道課の司会で、内閣府、警察庁、法務省、外務省、文部科学省、厚生労働省から報告書に盛り込むポイントの説明が行われたが、我々の出した意見書への回答はほとんど無かった。30分ほどして質疑応答の時間に移った。こちら側の参加者の方々とは全く事前の打ち合わせも出来なかったが、多くの方々から鋭い指摘、質問が次々に発せられた。官僚たちとこちら側の非常にエキサイティングなやり取りを、そのまま実況したい所ではあるが、誌面の関係上出来ないのが残念である。意見交換会で主に問題になったのは、以下の点である。 |